賃貸物件の情報を見ていると、バリアフリーをアピールしている物件の数が多くなっているなど感じている人も多いのではないでしょうか。床の段差をなくすことや手すりを設置すること、室内のドアは引き戸にするなどの小規模なものから、廊下を広げるなどの規模が比較的大きなバリアフリーリフォームを行っている賃貸の部屋も存在します。既存のアパートの廊下を広げるようなリフォームは難しいけれども、ドアを引き戸に変えたり手すりを設置するなどのバリアフリーリフォームは比較的簡単にできるもの、より多くの利用者が使える賃貸の部屋にするためには、このようなリフォームは必須といえます。高齢者の数は年々増加傾向にあるので、アパートやマンションなどを借りたい高齢者も増えて来ると考えられます。

現状、バリアフリーになっていない状態では若い世代を中心にした借り手になるけれども、高齢者の数が触れると現状の物件では対応が難しくなる、このような時代が訪れないとはいい切れません。賃貸の場合、階段の昇降があるので高齢者などが利用できるのは1階の部屋のみ、このようなイメージになって来ますが、アパートなどでは階段昇降機を取り付けることもバリアフリー化に効果的です。マンションについては5階以上の物件ならエレベータがあるけれども、エレベータがないない場合は入居可能な部屋が1階に限定されてしまうなど、これから新築で建設する場合などは低層マンションでもエレベータは必須といっても過言ではありません。